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マーケティングオートメーションツール grip spaceInstagramウィジェットコラムWordPressにInstagramの投稿を表示する方法|プラグインなしでタグ1行
コラム

WordPressにInstagramの投稿を表示する方法|プラグインなしでタグ1行

WordPressにInstagramの投稿を並べるのに、プラグインは必須ではありません。埋め込み用のタグを1行、「カスタムHTML」ブロックに貼るだけです。この記事では、固定ページ・投稿、サイドバーやフッターのウィジェットエリア、ブロックテーマのフッターという3つの貼り場所ごとの手順と、つまずきやすい「保存したらタグが消えた」の原因を、WordPress.org と WordPress.com の公式ドキュメントに沿って説明します。Instagramをサイトに載せる理由やウィジェットの作り方そのものはInstagramの投稿を自社サイトに埋め込む方法で紹介しているので、ここではWordPressに貼る部分に絞ります。

更新日:2026年10月12日

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先に結論: 貼る場所は3つ、消えるときの原因はほぼ2つ

WordPressにタグを貼る場所は、表示したい位置によって次の3つに分かれます。どの場所でも使うのは「カスタムHTML」ブロックです。

表示したい位置貼る場所向いているテーマ
特定のページの中(トップページ、店舗紹介など)固定ページ・投稿の編集画面に「カスタムHTML」ブロックを追加すべて
全ページのサイドバーやフッター「外観」→「ウィジェット」のウィジェットエリアウィジェットエリアがあるクラシックテーマ
全ページのフッター「外観」→「エディター」→「パターン」のテンプレートパーツ(フッター)ブロックテーマ(Twenty Twenty-Five など)

保存したあとにタグが消えてしまう場合、原因はほとんどが次の2つです。1つは、保存した人のユーザーに unfiltered_html という権限が無いこと。もう1つは、WordPress.com を使っていて、プランの条件を満たしていないことです。どちらも下で詳しく説明します。

用意するもの

  1. Instagramのプロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)。個人アカウントのままでは連携できません。
  2. Social Feed by grip space のアカウント。登録はメールアドレスとパスワードだけで、無料で登録できます。
  3. 管理画面でInstagramを連携し、ウィジェットを1つ作っておきます。表示形式(グリッドかスライダー)、列数、表示件数などはプレビューを見ながら決められます。
  4. 発行された埋め込みタグ。次のような <script> タグ1行です(末尾はウィジェットごとに異なります)。
<script type="text/javascript" src="https://n246.grip.space/api/v1/instagram/widget/xxxxxxxx"></script>

このタグは置いた位置に投稿一覧を描画します。iframe ではないので貼った場所の幅に合わせて広がり、最大幅を設定すると中央に置かれます。

方法1: 固定ページ・投稿に貼る(カスタムHTMLブロック)

特定のページに出したいときの方法です。ブロックエディターなら、どのテーマでも同じ手順です。

  1. 管理画面で、表示したい固定ページ(または投稿)を開きます。
  2. 表示したい位置で、ブロック挿入ツール(「+」)から「カスタムHTML」を追加します。空の段落で /html と入力して Enter を押しても追加できます。
  3. ブロックの編集画面を開き、HTMLの欄に埋め込みタグをそのまま貼り付けます。
  4. 「更新」(または「公開」)で保存します。
  5. 公開ページを再読み込みして表示を確認します。
WordPress 7.0 以降のカスタムHTMLブロックについて: WordPress.org のドキュメントによると、7.0 からカスタムHTMLブロックは HTML・CSS・JavaScript の編集欄に分かれ、CSS と JavaScript の欄は unfiltered_html 権限を持つユーザーにしか表示されません。埋め込みタグは HTML のタグなので、JavaScript の欄ではなく HTML の欄に貼ってください。

「段落」ブロックに貼ると、タグが文字として表示されるだけで動きません。その段落を削除し、カスタムHTMLブロックに貼り直してください。クラシックエディターでは「テキスト」タブに切り替えてから貼ります。

方法2: サイドバー・フッターのウィジェットエリアに貼る(クラシックテーマ)

サイドバーやフッターにウィジェットエリアがあるテーマ(クラシックテーマ)なら、ウィジェットエリアに置くことで全ページに表示できます。

  1. 管理画面の「外観」→「ウィジェット」を開きます。
  2. 表示したいウィジェットエリア(「フッター」「サイドバー」など、名前はテーマによって異なります)をクリックします。
  3. 「+」からブロックを追加し、「カスタムHTML」を選びます。
  4. 埋め込みタグを貼り付けて、「更新」で保存します。
  5. 公開ページで、サイドバーやフッターに表示されているか確認します。

サイドバーは幅が狭いので、列数を減らすかスライダー形式にすると見やすくなります。トップページ用と見せ方を変えたいときは、ウィジェットを別々に作ります。作れる数はフリープランで1つ、ライトプランで3つまで、スタンダードプランでは無制限です。

「外観」に「ウィジェット」が無い場合はブロックテーマです。WordPress.org のドキュメントによると、ブロックテーマにはウィジェットエリアが無く、このメニューは意図的に外されています。次の方法3を使ってください。

方法3: ブロックテーマのフッターに貼る(サイトエディター)

ブロックテーマでは、フッターは「テンプレートパーツ」として管理されています。ここに貼ると、そのフッターを使う全ページに表示されます。

  1. 管理画面の「外観」→「エディター」を開き、「パターン」を選びます。テンプレートパーツはこの「パターン」の中に並んでいます。
  2. 「フッター」のテンプレートパーツをクリックして編集画面を開きます。
  3. 表示したい位置で「+」からカスタムHTMLブロックを追加し、埋め込みタグを貼り付けます。
  4. 「保存」をクリックします。
  5. 公開ページでフッターの表示を確認します。
テンプレートパーツの変更は、そのパーツを使っているすべてのページに反映されます。「トップページだけに出したい」場合はフッターではなく、方法1でトップページの中に貼ってください。

保存したらタグが消えた: unfiltered_html 権限の問題

WordPressは、unfiltered_html 権限を持たないユーザーが保存した内容から、<script> や <iframe> などのタグを取り除きます。WordPress.org のドキュメントでは、この権限はページ・投稿・ウィジェットなどに HTML や JavaScript を書けるようにするもので、信頼できないユーザーに与えると悪意のあるコードを書き込まれるおそれがある、と注意書きされています。

標準の設定で、スクリプトを保存できるのは次の権限グループです。

権限グループ通常のサイト(単一サイト)マルチサイト
特権管理者—保存できる
管理者保存できる保存できない
編集者保存できる保存できない
投稿者保存できない保存できない
寄稿者保存できない保存できない

見落としやすいのは「誰が保存したか」で決まる点です。管理者がタグを貼ったページでも、あとで投稿者の権限の人が更新すると、その保存でタグが取り除かれます。急に消えた場合は、最近そのページを誰が更新したかを確認してください。

  1. ページを開き直し、カスタムHTMLブロックの中にタグが残っているかを見ます。消えていれば、権限か WordPress.com のプランが原因です。
  2. 自分の権限グループを「ユーザー」→「プロフィール」などで確認します。投稿者・寄稿者なら、管理者か編集者に貼ってもらいます。
  3. マルチサイトの場合は、サイトの管理者でも保存できません。ネットワークの特権管理者に依頼してください。
  4. 管理者でも消える場合は、wp-config.php で DISALLOW_UNFILTERED_HTML が有効になっているかもしれません。WordPress本体のコードでは、この定数が true のときは管理者や特権管理者を含む全員の unfiltered_html を拒否します。セキュリティのために意図して設定されていることが多いので、サイトの制作会社や管理者に相談してください。
  5. 普段の更新で触らない場所(フッターやサイドバーなど)に置くと、うっかり消されにくくなります。
1つのタグを動かすためだけに、投稿者などへ unfiltered_html 権限を広げるのはおすすめしません。信頼できる人が一度だけ貼る形にするほうが安全です。

WordPress.com の場合: 有料プランとホスティング機能の有効化が必要

WordPress.com(ホスティング型のサービス)には、上の権限とは別に独自の条件があります。WordPress.com の公式サポートによると、カスタム HTML ブロックで script、iframe、embed、form、style、link などのタグを使えるのは、ホスティング機能を有効化した有料プランだけです。無料プランで使えるのは基本的な HTML タグに限られ、条件を満たさないとタグは保存後に消えたり、一部が削除されたりします。

  1. ダッシュボードの「アップグレード」→「プラン」で、今のプランを確認します。無料プランの場合、スクリプトのタグは保存できないので、有料プランへの切り替えが必要です。
  2. 有料プランだけでは足りず、ホスティング機能を有効にする必要があります。公式サポートでは、サイトにプラグインを1つ以上インストールすると有効化できると案内されています。
  3. 設定のあと、カスタム HTML ブロックにタグを貼り直して保存します。

WordPress.com の「埋め込み」ブロックはすべてのプランで使え、Instagram の投稿にも対応していると公式サポートに書かれています。ただし投稿を1件ずつ埋め込む方法で、新しい投稿が自動で並ぶ一覧にはなりません。違いはホームページにInstagramを表示する3つの方法で比べています。画面が違う場合は、ご利用のプランを WordPress.com のサポートページでご確認ください。

タグは残っているのに表示されないとき

タグがブロックの中に残っているなら、WordPressは消していません。次を順に確認します。

確認すること見る場所対処
ウィジェットが非公開になっていないかSocial Feed の管理画面(ウィジェットごとの公開・非公開)公開に切り替える
キャッシュや JavaScript の最適化キャッシュ系・高速化系のプラグイン、サーバーのキャッシュキャッシュを削除する。JavaScript の結合・遅延読み込みの対象からタグを外して確かめる
Instagram との連携が切れていないか管理画面の「Instagramアカウントを再連携」再連携する(どのプランでもできます)
表示数の上限管理画面のウィジェットごとの表示数上限を超えても月末までは表示が続きます。2か月続けて超えると翌月から止まるので、プランを見直す
見ているページが正しいか下書き、別言語のページ、テンプレートで上書きされたページ編集したページと公開ページが同じか確かめる

このウィジェットはタグを置いた位置に一覧を描画するため、最適化プラグインでスクリプトが移動・結合されると正しく表示されないことがあります。新しい投稿がすぐに出ない場合は、フリープランの反映が1日1回であることも確認してください(ライト・スタンダードはすぐ反映)。

プラグインを使わない方法のよいところ

  1. プラグインを増やさない: 追加するのはカスタムHTMLブロックの中のタグ1行だけで、管理するプラグインは増えません。
  2. 見た目は管理画面で変えられる: 列数、表示件数、余白、最大幅、文字サイズ、文字色(明るい背景用 / 暗い背景用)、フォローボタンの文言や色は管理画面で変更でき、WordPress側のタグを貼り替える必要はありません。
  3. Cookie や localStorage を使わない: ウィジェット自体は訪問者のブラウザに Cookie や localStorage を保存しません。画像は Instagram のサーバーから読み込まれます。
  4. 読み込みの負担を抑える: グリッド表示では1段目以外の画像を遅延読み込みにしています。

一方で、Instagram の投稿から商品ページへ飛ばすショッピングタグや、ハッシュタグで集めた他人の投稿の表示、ストーリーズの表示はできません。表示できるのは、連携した自分のアカウントの投稿です。

よくある質問

Q. 編集者の権限でも貼れますか?
A. 通常の単一サイトなら、編集者も unfiltered_html を持っているので保存できます。マルチサイトでは特権管理者しか保存できません。権限を変更するプラグインを使っている場合は、実際の設定が標準と違うことがあります。

Q. ページごとに別の写真を見せたい(採用ページには社内の写真だけ、など)。
A. ウィジェットを複数作り、キャプションのキーワード(含む / 除外)や期間(30 / 90 / 365日)、リールやカルーセルの表示などの絞り込みを変えて、それぞれのページに別のタグを貼ります。設定はコピーして作れます。

Q. ブロックエディターのプレビューで表示されません。
A. 表示の確認は、保存したあとの公開ページで行ってください。編集画面の中では表示されない場合があります。

Q. 無料で使えますか?
A. フリープランは無料で、ウィジェット1つ、投稿16件まで、表示は月3,000回までです。「Powered by Social Feed」の表記が入り、サイトへの反映は1日1回です。料金の詳細は料金プランをご覧ください。

WordPressへの貼り付けを自分で行うのが難しい場合は、設置代行(12,000円・税込)もあります。くわしくはSocial Feed by grip space の紹介ページをご覧ください。

参考にした資料

  1. WordPress.org「Custom HTML」 https://wordpress.org/documentation/article/custom-html/
  2. WordPress.org「Roles and Capabilities」 https://wordpress.org/documentation/article/roles-and-capabilities/
  3. WordPress.org「Block-based Widgets Editor」 https://wordpress.org/documentation/article/block-based-widgets-editor/
  4. WordPress.org「Site Editor Patterns」 https://wordpress.org/documentation/article/site-editor-patterns/
  5. WordPress Developer Resources「map_meta_cap()」 https://developer.wordpress.org/reference/functions/map_meta_cap/
  6. WordPress.com サポート「カスタム HTML ブロック」 https://wordpress.com/ja/support/wordpress-editor/blocks/custom-html-block/
  7. WordPress.com Support「Custom HTML Block」(英語版) https://wordpress.com/support/wordpress-editor/blocks/custom-html-block/
  8. WordPress.com サポート「コードを追加」 https://wordpress.com/ja/support/code/
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