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マーケティングオートメーションツール grip spaceInstagramウィジェットコラム採用サイトに社内のInstagramを載せる|カルチャーを伝える見せ方と写真の同意
コラム

採用サイトに社内のInstagramを載せる|カルチャーを伝える見せ方と写真の同意

募集要項には、仕事内容や給与、勤務時間は書けても、職場の空気までは書ききれません。応募を考えている人が知りたい「どんな人と、どんな場所で働くのか」を伝える手段として、会社のInstagramの投稿を採用サイトに並べる方法があります。ただし、会社のアカウントには商品の告知やキャンペーンの投稿も混ざっているはずです。そのまま採用ページに出すと、伝えたいことがぼやけてしまいます。この記事では、Social Feed by grip space で採用ページ専用の一覧を作る手順、採用ページのどこに何を置くか、社員が写った写真を載せるときに決めておきたいこと、そして求人に関する表示のルール(職業安定法)との関係を説明します。埋め込みの基本的な流れはInstagramの投稿を自社サイトに埋め込む方法をご覧ください。

更新日:2026年10月12日

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この記事について: Social Feed by grip space の提供元が、2026年10月12日時点の仕様をもとに書いています。法令に触れる部分は一般的な情報の提供を目的としたもので、法的な助言ではありません。個別の判断は、都道府県労働局や弁護士などの専門家にご確認ください。

採用サイトでInstagramが受け持つ役割

採用サイトの主役は、あくまで募集要項と応募の入口です。Instagramの一覧は、その内容を裏づける「職場の様子の資料」として置くと、ページの中での役割がはっきりします。文章で伝えることと、写真で伝えることを分けておくと、置き場所や投稿の選び方が決めやすくなります。

伝えたいこと向いている手段理由
仕事内容・給与・勤務時間・休日募集要項(文章)正確さが求められ、更新の責任もはっきりさせる必要がある
会社の考え方・事業の説明採用メッセージ・会社紹介(文章)順序立てて読んでもらう内容だから
職場の雰囲気・働く人の様子Instagramの一覧日々の投稿が積み重なり、更新の手間がかからない
社内行事・研修・オフィスの様子Instagramの一覧時期ごとの写真が自然にそろう
社員一人ひとりの考え社員インタビュー(文章と写真)本人の確認を経た、まとまった内容にできる

Instagramの投稿は、Instagramに投稿するたびに採用ページの一覧も更新されます(フリープランは1日1回の反映、ライト・スタンダードはすぐ反映)。採用ページそのものを頻繁に書き換えなくても、「今もこの会社は動いている」ことが伝わるのが利点です。

採用ページ専用のウィジェットを作る

トップページに置いた一覧のタグを、そのまま採用ページに貼ることもできます。ただ、それでは新商品の告知やセールの投稿も並んでしまいます。採用ページには、採用に関係する投稿だけを出す別のウィジェットを用意するのがおすすめです。ウィジェットはライトプランで3つまで、スタンダードプランなら無制限に作れます(フリープランは1つです)。複数のウィジェットの作り方や複製の手順はページごとに違うインスタ投稿を見せるで詳しく説明しているので、ここでは採用ページ向けの流れだけを示します。

  1. 目印の言葉を決める。採用向けの投稿のキャプションに入れる言葉を決めます。「採用」だけだと「新素材を採用しました」のような投稿まで当てはまるので、「#〇〇社の働き方」「#〇〇採用」のように、会社名を含めた言葉にします。
  2. 過去の投稿にも目印を足す。すでにある社内の様子の投稿のうち、採用ページに出したいものは、Instagramでキャプションを編集して目印を足しておきます。
  3. ウィジェットを追加する。管理画面で「+ ウィジェットを追加」を押すか、トップページ用のウィジェットを「複製」します。ウィジェット名は「採用ページ」のように、置く場所がわかる名前にします。
  4. キャプションのキーワードを設定する。決めた目印を入れ、「含む」を選びます。複数の目印はカンマで区切って指定でき、どれか1つが入っていれば表示されます。
  5. プレビューで確認して保存する。採用に関係する投稿だけが並んでいるか、件数が少なすぎないかを見ます。
  6. 埋め込みタグを採用ページに貼る。「WEBサイトにタグを設置」にあるタグをコピーし、採用ページの置きたい位置に貼ります。

目印の付け方や、「含む」と「除外」の使い分けの細かい決まりは、特定のインスタ投稿だけをサイトに表示する方法にまとめています。反対に、トップページ用のウィジェットで目印を「除外」に設定すれば、採用の投稿がトップに並びすぎるのを防げます。

採用ページのどこに置くか

採用ページは、読み進めて最後に応募する、という流れで作られていることが多いはずです。Instagramの一覧は、その流れを止めない位置に置きます。

置く位置向き・不向きひとこと
ページの最上部(メインビジュアルの直後)不向き募集要項や応募ボタンが下に押し下げられる。スマートフォンでは特に影響が大きい
採用メッセージ・会社紹介のあと向いている文章で説明した内容を、写真で裏づける位置になる
社員インタビューの近く向いているインタビューに出てくる職場が実際に見られる
募集要項と応募ボタンのあいだ注意応募の直前に、ほかに見るものを増やすことになる
応募ボタンのあと(ページの最後)向いているまだ迷っている人に、フォローという軽い次の行動を示せる

ウィジェットはタグを置いた位置に描画されます。タグの直前に「職場の様子」のような見出しをページ側で付けると、一覧の役割が伝わります。

採用ページ向けのおすすめ設定

設定項目おすすめ理由
表示形式グリッド一度に何枚も見えるので、職場の様子をざっと伝えられる
列数・表示件数3列・6〜9件スマートフォンでも2〜3行に収まり、応募の流れを長く止めない
投稿をクリックしたときの動作拡大表示(ライトボックス)キャプションを読んでもらえ、採用ページから離れずに済む
アカウントの見出し表示するアイコンと名前、フォローボタンで、どのアカウントの投稿かがわかる
フォローボタンの文言「社内の様子をフォロー」など応募の前に、まずフォローしてもらう入口にできる
期間の絞り込み365日何年も前の写真が並び、今の職場と違って見えるのを避ける
リールすべて、または除外動画が多いと読み込みが重くなる。写真中心にしたいときは除外する

グリッドの1行目の画像はすぐに読み込み、2行目以降は近くまでスクロールしたときに読み込みます。ページの下のほうに置けば、募集要項の表示を遅らせる心配は小さくなります。

採用ページに向く投稿・向かない投稿

一覧に並ぶのは、普段のInstagramの投稿そのものです。採用ページに出すことを意識して、目印を付ける投稿を選びます。

向いている投稿気をつけたい投稿
ある職種の1日の流れ特定の社員を大きく取り上げ、本人の確認を経ていないもの
研修や勉強会の様子取引先や顧客の情報が写り込んでいるもの(ホワイトボード、パソコンの画面、書類)
社内行事、オフィスや現場の様子すでに廃止した制度や、終わった募集の告知
仕事の成果物(公開してよいもの)給与・残業・休日など、募集条件を言い切る表現

写り込みは撮影時には気づきにくいので、背景の画面や掲示物まで確認してから目印を付けます。

社員が写った写真の同意で決めておくこと

採用向けの投稿には、どうしても社員が写ります。同じ会社の人であっても、顔がはっきり写った写真をWebに公開することについては、本人の了承を得ておくのが基本です。肖像権や、写真の著作権が誰にあるかといった考え方は、Instagramの写真を自社サイトに載せるときの著作権・肖像権で整理しています。ここでは、採用サイトに載せる場面で社内の決まりとして決めておきたいことを挙げます。

  1. 載せる範囲を伝えて了承を得る。Instagramへの投稿だけでなく、採用サイトにも同じ写真が表示されることを伝えます。投稿はInstagramとサイトの両方で見られる、という点が見落とされやすいところです。
  2. 記録に残る形で了承を得る。口頭だけでなく、メールや書面など、あとで確認できる形にしておくと、担当者が替わっても経緯がわかります。
  3. 断ってもよいことを伝える。写りたくない人が無理に写らなくてよい雰囲気をつくることも、職場のカルチャーの一部として伝わります。
  4. あとから外してほしいと言われたときの手順を決める。誰に連絡すればよいか、どのくらいで対応するかを決めておきます。
  5. 退職するときの扱いを決める。掲載を続けてよいかを退職時に確認するか、目印を外す・投稿を削除するなどの対応を決めておきます。
  6. アルバイト・内定者・インターン生・社外の人に注意する。雇用の形や立場によって確認の仕方が変わり得ます。子どもが写る社内行事の写真は、保護者の了承も必要です。

サイトから外す方法。特定の投稿を採用ページの一覧から外したいときは、その投稿のキャプションから目印の言葉を消します。「含む」で絞り込んでいるウィジェットには、目印のない投稿は表示されません。Instagramからも消したいときは、投稿そのものを削除します。どちらの場合も、ライト・スタンダードプランではすぐに、フリープランでは1日1回の更新のときに、サイトの一覧に反映されます。

職業安定法の「的確な表示」と投稿の内容

厚生労働省によると、2022年(令和4年)10月1日に施行された改正職業安定法で、求人等に関する情報の的確な表示が義務付けられました。厚生労働省のリーフレット「職業安定法 改正のポイント」では、求人企業の義務として、虚偽の表示・誤解を生じさせる表示をしてはならないこと、求人情報を正確・最新の内容に保たなければならないことが示されています。保つための措置の例として、募集を終了・内容変更したら速やかに求人情報の提供を終了・内容を変更すること、いつの時点の求人情報かを明らかにすることなどが挙げられています。

対象となる広告・連絡手段として、厚生労働省の資料には新聞・雑誌などの刊行物と並んで「ウェブサイト」も挙げられています。また、同省の「令和4年 改正職業安定法Q&A」では、虚偽の情報でなくとも、一般的・客観的に誤解を生じさせるような表示は「誤解を生じさせる表示」にあたると説明され、例として、社内で給与の高い労働者の基本給を例示し、全ての労働者の基本給であるかのように表示することや、営業職が中心の業務を事務職と表示することが示されています。

社内の様子を伝えるInstagramの投稿がそのまま求人情報にあたるかどうかは、内容によって変わり得るため、この記事では判断しません。そのうえで、採用ページに一覧を置くときは、次のような運用にしておくと、募集要項と投稿の内容が食い違うことを避けやすくなります。

  1. 給与や残業時間、休日などの募集条件は、投稿ではなく募集要項に書き、投稿では言い切らない。
  2. 募集要項を変えたときは、採用ページに出ている投稿に、古い条件を述べたものがないかも見直す。
  3. 終わった募集の告知や、もう無い制度を紹介した投稿は、目印を外して一覧から出さない。期間の絞り込み(30日 / 90日 / 365日)も使う。
  4. グループ会社の様子を載せる場合は、どの会社の職場なのかがわかるようにする。

判断に迷うときは、厚生労働省の改正に関するページやQ&Aを確認し、都道府県労働局に問い合わせてください。

採用ページの表示数の考え方

表示数は、ウィジェットがページに表示されるたびに1回と数え、すべてのウィジェットの合計を月の上限(フリー3,000回、ライト30,000回、スタンダードは無制限)と比べます。採用ページだけに置いた一覧なら、採用ページが開かれた回数がそのまま表示数になります。採用の一覧を全ページ共通のフッターに置くと、サイト全体の閲覧数に近い回数になるので注意してください。数え方の詳細はInstagramウィジェットを無料で使うで説明しています。

公開前のチェックリスト

  1. 採用ページ用のウィジェットで、採用に関係する投稿だけが表示されている。
  2. 一覧の上に、ページ側で「職場の様子」などの見出しを付けた。
  3. 募集要項と応募ボタンが、一覧より先に目に入る位置にある。
  4. 顔がはっきり写っている社員から、採用サイトへの掲載についても了承を得ている。
  5. 背景の画面・書類・掲示物に、取引先や顧客の情報が写り込んでいない。
  6. 投稿の中に、募集要項と食い違う条件や、終わった募集の告知がない。
  7. 外してほしいと言われたときと、退職時の対応を決めて、投稿する人と共有した。
  8. スマートフォンで採用ページを開き、一覧の高さが長すぎないことを確認した。

よくある質問

Q. 社員が個人のアカウントに投稿した写真を集めて表示できますか?
A. できません。表示できるのは、連携した自社のプロアカウントの投稿だけで、ハッシュタグで他の人の投稿を集める機能はありません。社員の投稿を紹介したいときは、本人の了承を得て会社のアカウントから投稿し、目印を付けてください。

Q. 採用専用のInstagramアカウントがあります。
A. そのアカウントを連携し、そのアカウントのウィジェットを採用ページに貼れば、絞り込みをしなくても採用の投稿だけを出せます。連携できるのはプロアカウント(ビジネス / クリエイター)だけなので、必要ならプロアカウントへの切り替えを先に行ってください。1つのウィジェットに2つのアカウントの投稿を混ぜることはできません。

Q. 採用サイトが会社のサイトと別のドメインにあります。
A. タグを貼れるサイトであれば、ドメインに関係なく表示できます。ご利用のサイト作成サービスで <script> タグを貼れるかどうかは、Instagramの埋め込みがサイトに表示されない原因と直し方もあわせてご確認ください。

Q. 採用ページの一覧を募集期間中だけ出したいです。
A. ウィジェットを「非公開」に切り替えると、タグを貼ったままでも何も表示されなくなります。次の募集で「公開」に戻せば、同じタグがまた使えます。

まとめ

採用サイトにInstagramの投稿を載せるなら、トップページとは別に採用ページ専用のウィジェットを作り、キャプションの目印で採用に関係する投稿だけを出します。置き場所は募集要項や応募の流れを止めない位置にし、拡大表示でキャプションまで読めるようにしておくと、職場の様子が伝わりやすくなります。社員が写る写真は、採用サイトにも出ることを伝えて了承を得て、外す手順と退職時の扱いを決めておきます。募集条件は募集要項に書き、投稿と食い違わないように見直すことも忘れないでください。無料で登録してウィジェットの設定を試せます。ウィジェットを分けるには料金プランのライト以上が必要です。製品の紹介はSocial Feed by grip spaceのページにあります。

参考にした資料

厚生労働省「令和4年職業安定法の改正について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000172497_00003.html

厚生労働省「職業安定法 改正のポイント」(リーフレット) https://www.mhlw.go.jp/content/001250179.pdf

厚生労働省「令和4年 改正職業安定法Q&A」 https://www.mhlw.go.jp/content/001250191.pdf

厚生労働省「職業安定法のポイント」(リーフレット) https://www.mhlw.go.jp/content/000997043.pdf

Social Feed by grip space「料金プラン」 https://marketing-labo.jp/function/widget#wig-price

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