更新日:2026年8月16日
動画コンテンツの活用とは、ウェビナーの録画や説明動画を、集客・育成・営業支援など複数の用途で使い回すことです。
1回のウェビナーは録画を含めて何度も使えます。
参加者が少なくても、資産としては残ります。
録画の使い道
| 用途 | 対象 | 効果 |
|---|---|---|
| 参加者への配布 | 参加者 | 復習、社内共有 |
| 不参加者への配布 | 申込したが来なかった人 | — |
| 資料としての提供 | 後からの資料請求者 | リード獲得 |
| 記事化 | — | 検索での流入 |
| 営業での事前説明 | 商談前の相手 | 商談の質が上がる |
| 社内教育 | 新人 | — |
| 採用 | 候補者 | — |
「営業での事前説明」は効果があります。商談前に基本的な説明を見てもらうと、商談を課題の議論に使えます。
配布の設計
| 方式 | リード獲得 | 視聴のハードル |
|---|---|---|
| フォーム入力後に視聴 | できる | 高い |
| URLを直接配布 | できない | 低い |
| 参加者のみ限定配布 | — | — |
| 一部を公開、続きはフォーム | できる | — |
用途で使い分けてください。リード獲得が目的ならフォーム経由、既存顧客の支援なら直接配布です。
記事に転用する
| 手順 | やること |
|---|---|
| ① | 録画を書き起こす |
| ② | 話し言葉を整える |
| ③ | 構成を組み直す(結論を先に) |
| ④ | 図表を追加する |
| ⑤ | 記事として公開する |
| ⑥ | 記事から録画へのリンクを置く |
書き起こしをそのまま公開しないでください。話し言葉と書き言葉では、読みやすい構成が違います。
短い動画を作る
| 種類 | 長さ | 用途 |
|---|---|---|
| 機能の説明 | 1〜3分 | サービスページ |
| 操作の手順 | 2〜5分 | オンボーディング |
| よくある質問への回答 | 1〜2分 | FAQ |
| 導入事例のインタビュー | 3〜5分 | 検討中の相手向け |
| ウェビナーの抜粋 | 5〜10分 | — |
長い動画は最後まで見られません。用途ごとに短く切り出すと、視聴されやすくなります。
サイトに置くときの注意
| 注意 | 内容 |
|---|---|
| 自動再生しない | 音が出ると閉じられる |
| 読み込みを重くしない | 外部の配信サービスを使う |
| スマートフォンで見られるか | — |
| 字幕を付ける | 音を出せない環境で見られる |
| 長さを明記する | 「3分」と分かると見られやすい |
| 文章での説明も併記する | 動画だけにしない |
動画だけで説明しないでください。読んで済ませたい人もいますし、検索エンジンは動画の中身を直接は読めません。
公開範囲の判断
| 内容 | 公開の可否 |
|---|---|
| 一般的な手順・考え方 | 公開してよい |
| 自社の運用実態 | 公開してよい |
| 顧客が登場する部分 | 許諾を得る |
| 顧客名・数値が出る部分 | 許諾を得る |
| 質疑での参加者の発言 | 編集で外すか、許諾を得る |
| — | 録画する旨を事前に伝える |
質疑での参加者の発言は、公開前に必ず確認してください。企業名や具体的な状況が出ていることがあります。
運用の実際
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| 録画の管理 | 一覧にする。どこにあるか |
| 更新 | 内容が古くなったら差し替え |
| 古い録画の扱い | 公開停止か、日付を明記 |
| アクセス権限 | — |
| 視聴データ | 誰が、どこまで見たか |
古い録画を放置しないでください。価格や機能が変わった内容が残っていると、誤情報になります。
効果の測り方
| 指標 | 見ること |
|---|---|
| 視聴数 | — |
| 視聴の完了率 | どこで離脱するか |
| フォーム経由の場合のCV数 | リード獲得 |
| 視聴者の商談化率 | — |
| 営業での利用回数 | — |
「どこで離脱するか」を見ると、内容の改善点が分かります。
まとめ
- 1回のウェビナーは録画を含めて何度も使える
- 営業での事前説明に使うと商談の質が上がる
- 記事化するときは書き起こしをそのまま公開しない
- 用途ごとに短く切り出す
- 自動再生しない。字幕を付ける
- 動画だけで説明しない
- 古い録画を放置しない
よくある質問
ウェビナーの録画はどう活用できますか?
参加者・不参加者への配布、資料としての提供、記事化、営業での事前説明、社内教育など複数の用途で使えます。特に商談前に基本的な説明を見てもらうと、商談の時間を課題の議論に使えるため効果があります。
録画を配布するときフォームは必要ですか?
用途によります。リード獲得が目的ならフォーム経由にし、既存顧客の支援や参加者へのお礼であれば直接配布してください。フォームを挟むと視聴のハードルが上がるため、目的に応じて使い分けてください。
録画を記事にしてもよいですか?
書き起こしをそのまま公開しないでください。話し言葉と書き言葉では読みやすい構成が違います。書き起こしたうえで、結論を先に置く形に組み直し、図表を追加してから公開してください。記事から録画へのリンクを置くと、両方が活きます。
公開してよい範囲はどこまでですか?
質疑での参加者の発言には注意してください。企業名や具体的な状況が出ていることがあります。編集で外すか、該当者に許諾を得てください。あわせて、ウェビナーの冒頭で録画する旨と、後日配布する可能性を伝えておくと、後の確認が楽になります。