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マーケティングコラム EFOとは?入力フォームの離脱を減らす15の改善

マーケティングオートメーションツール grip space マーケティングコラム EFOとは?入力フォームの離脱を減らす15の改善

EFOとは?入力フォームの離脱を減らす15の改善

更新日:2026年8月16日

EFOとは、入力フォームを改善して途中離脱を減らし、送信完了率を上げる取り組みのことです。Entry Form Optimization の略です。

フォームは訪問者が最後に通る場所です。ここまで来た人は関心が最も高い状態で、離脱すると集客の労力がそのまま失われます。

サイト全体の改修に比べて変更範囲が小さく、効果が早く出るため、CV改善の着手点として適しています。

目次
  • どこで離脱しているかを先に見る
  • ① 項目を減らす(最も効く)
  • ② 入力の手間を減らす
  • ③ エラー表示を直す
  • ④ 見た目と構造
  • ⑤ ボタンと安心材料
  • 改善の優先順位
  • 効果の測り方
  • まとめ
  • よくある質問

どこで離脱しているかを先に見る

計測する地点分かること
フォームページの到達数そもそも人が来ているか
入力開始数フォームに触れたか
項目ごとの離脱どの項目で止まったか
エラー発生数どの項目でエラーが出たか
送信完了数最終的な成果

「到達しているのに入力を始めない」と「入力途中で止まる」では原因が違います。前者は項目数や見た目、後者は個別の項目に問題があります。

① 項目を減らす(最も効く)

項目BtoBでの必要性判断
会社名必要残す
氏名必要残す
メールアドレス必要残す
電話番号ほぼ必要残す(任意でも可)
部署・役職商談で聞ける削るか任意に
従業員数商談で聞ける削る
住所資料送付でなければ不要削る
導入時期商談で聞ける削る
予算聞かれると身構える削る
問い合わせ内容(自由記述)あると助かるが必須にしない任意に

必須4項目が基本形です。営業に有用な情報でも、フォームで取ると離脱の代償を払います。商談で聞ける情報はフォームで聞かないでください。

② 入力の手間を減らす

  • 郵便番号から住所を自動入力:住所項目が必要な場合
  • 法人番号や社名から会社情報を補完
  • 全角・半角を自動変換:「半角で入力してください」と怒らない
  • ハイフンあり・なしの両方を受け付ける:電話番号
  • 入力形式を例示する:プレースホルダで例を示す
  • ブラウザの自動入力に対応する:適切な属性を指定する
  • 数字入力ではテンキーを出す:スマートフォン向け

「半角で入力してください」というエラーは、変換すれば済む話です。ユーザーに直させるのではなく、システム側で受け入れてください。

③ エラー表示を直す

悪い良い
送信後にまとめてエラー表示入力した直後にその場で表示
ページ上部に「エラーがあります」該当項目のすぐ横に表示
「入力が正しくありません」「電話番号は数字で入力してください」
エラー時に入力内容が消える入力内容を保持する
赤い文字だけで示す文字+アイコンで示す(色だけに頼らない)

入力内容が消えるフォームは、そこで確実に離脱します。

④ 見た目と構造

改善内容
必須・任意を明示する色だけでなく「必須」「任意」の文字で
1画面に収めるスクロールが長いと圧迫感がある
項目名を入力欄の上に置く横並びより縦のほうが視線移動が少ない
残り項目数を示す長いフォームの場合
他のリンクを減らすフォームページからの離脱先を作らない
スマートフォンで確認する実機で入力してみる

実機での確認を必ずしてください。PCで問題なくても、スマートフォンでは入力欄が小さすぎたり、キーボードで隠れたりします。

⑤ ボタンと安心材料

要素悪い例良い例
ボタンの文言「送信」「資料を受け取る」「無料で相談する」
ボタンの位置画面外入力欄の直下
押した後の反応無反応押した瞬間に処理中を示す
次に何が起きるか記載なし「1営業日以内にご連絡します」
営業されるのでは記載なし「相談のみでも歓迎です」
個人情報の扱い記載なしプライバシーポリシーへのリンク

「相談のみでも可」の一文は効果があります。BtoBでは「問い合わせたら営業される」という警戒が離脱の理由になります。

改善の優先順位

順施策工数効果
1項目を減らす小大
2必須・任意の明示小中
3ボタンの文言変更小中
4エラーをその場で表示中大
5入力補助の追加中中
6スマートフォン対応の修正中大(該当する場合)
7デザインの刷新大不明

1〜3は今日できて効果もあります。デザインの刷新から始めないでください。

効果の測り方

指標計算
フォーム到達率フォーム到達数 ÷ セッション数
入力開始率入力開始数 ÷ フォーム到達数
完了率送信完了数 ÷ 入力開始数
項目別離脱率その項目で離脱した数 ÷ 到達数
エラー率エラー発生数 ÷ 送信試行数

改善は1回に1箇所にしてください。複数を同時に変えると、何が効いたのか分かりません。

まとめ

  • EFOはフォームの離脱を減らす取り組み
  • まずどこで離脱しているかを計測する
  • 最も効くのは項目を減らすこと。BtoBは必須4項目が基本
  • 商談で聞ける情報はフォームで聞かない
  • エラーはその場で、該当項目の横に、具体的に
  • ボタンの文言は「送信」ではなく得られるもの
  • 改善は1回に1箇所

よくある質問

フォームの項目は何個まで減らせますか?

BtoBでは会社名・氏名・メールアドレス・電話番号の4項目まで減らせます。部署、役職、従業員数、導入時期といった情報は商談で聞けるため、フォームで取る必要はありません。項目を1つ増やすごとに離脱が発生することを前提に、事前に必ず必要な情報だけに絞ってください。

項目を減らすと営業が困りませんか?

短期的には情報が減りますが、そもそも送信されなければ情報はゼロです。まず接点を作り、詳細は初回連絡や商談で聞くほうが、結果として得られる情報は多くなります。どうしても事前に必要な項目がある場合は、必須ではなく任意にしてください。

EFOツールは必要ですか?

必須ではありません。項目を減らす、必須と任意を明示する、ボタンの文言を変えるといった効果の大きい改善は、既存のフォームを直すだけで対応できます。ツールが有効なのは、項目別の離脱率を計測したい場合や、入力補助を自前で実装するのが難しい場合です。

どのくらい改善しますか?

元の状態によって大きく変わるため、一律の数値は示せません。項目数が10個以上ある状態から4項目に減らした場合は大きく改善する一方、既に整っているフォームでは変化が小さくなります。改善前の完了率を必ず記録してから着手し、自社の前後で比較してください。

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