更新日:2026年8月16日
用語集ページとは、その分野で使われる用語の意味を一覧またはページ単位で解説したコンテンツのことです。
単体ではCVに遠いコンテンツですが、2つの役割があります。
検索の入口を広げることと、生成AIの回答に引用される候補になることです。
2つの役割
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| 検索の入口 | 「◯◯とは」で調べる層を捉える |
| AI検索での引用 | 定義を明確に書いた記事が引用されやすい |
| 内部リンクのハブ | 関連記事へ送る中継点 |
| 社内・顧客の共通言語 | 商談で説明の手間が減る |
| 記事内での参照先 | 専門用語の説明を外出しできる |
「記事内での参照先」は実務的な利点です。本文中で用語を説明すると流れが止まりますが、用語集にリンクすれば済みます。
載せる用語の選び方
| 優先 | 用語の種類 | 例 |
|---|---|---|
| 高 | 自社の商材に直結する用語 | MA、リードスコアリング |
| 高 | 商談でよく聞かれる用語 | MQL、SQL |
| 高 | 検索されている用語 | — |
| 中 | 業界の基本用語 | — |
| 中 | 略語 | — |
| 低 | 一般的すぎる用語 | — |
| 低 | 自社の造語 | 検索されない |
自社の造語は載せても検索されません。一般に使われている用語を優先してください。
一覧ページと個別ページ
| 方式 | 利点 | 欠点 | 適する規模 |
|---|---|---|---|
| 一覧のみ(1ページ) | 作りやすい | 1語あたりの情報が薄い | 20語まで |
| 個別ページ | 語ごとに順位が付く | 作る量が多い | 30語以上 |
| 一覧+個別 | 両方の利点 | — | 推奨 |
一覧ページから個別ページへリンクする形が推奨です。一覧は回遊とインデックスの入口、個別は検索での受け皿になります。
1語あたりの書き方
| 要素 | 内容 | 分量 |
|---|---|---|
| 定義 | 1文で言い切る | 1〜2行 |
| 補足 | なぜ必要か、どこで使うか | 2〜3行 |
| 具体例 | 実際の使われ方 | — |
| 関連用語 | 混同されやすいものとの違い | 表 |
| 関連記事へのリンク | 詳細を知りたい人向け | — |
冒頭で定義を1文で言い切ってください。生成AIが回答を作る際、この形が最も抽出されやすくなります。
AI検索での引用を意識する
- 定義を冒頭に、1文で書く:「◯◯とは、△△である」
- 見出しを疑問形にする:「◯◯と△△の違いは」
- 違いは表で示す:文章より抽出されやすい
- 1見出し1論点にする:論点が混ざると抽出されない
- 数値は具体的に書く:「速い」ではなく数字で
- 出典を明示する:根拠のある記述にする
生成AIの回答に引用されているのは、製品ページではなく用語解説型の記事です。これは実測で確認されている傾向です。
内部リンクの設計
| リンク元 | リンク先 | 目的 |
|---|---|---|
| 記事本文の専門用語 | 用語集の該当ページ | 説明の外出し |
| 用語集の個別ページ | 関連する詳しい記事 | 深く知りたい人向け |
| 用語集の個別ページ | 関連する他の用語 | 回遊 |
| 用語集の一覧 | 個別ページ | — |
| サービスページ | 関連用語 | 理解を助ける |
用語集から本編記事へのリンクを必ず置いてください。用語集で終わると、CVから遠いまま離脱されます。
注意点
| 注意 | 内容 |
|---|---|
| 薄いページを量産しない | 1語1ページで内容が2行では評価されない |
| 他社の定義をコピーしない | 独自の説明と例を入れる |
| CVを求めすぎない | 検討段階が遠い |
| 更新する | 用語の意味や実務は変わる |
| 網羅を目的にしない | 使う用語から作る |
「網羅を目的にしない」ことが重要です。1,000語を薄く並べるより、50語を厚く書くほうが成果につながります。
まとめ
- 用語集の役割は検索の入口とAI検索での引用
- 一覧+個別ページの構成が推奨
- 定義は冒頭に1文で言い切る
- 違いは表で示す
- 用語集から本編記事へのリンクを必ず置く
- 薄いページを量産しない
- 網羅より厚さ
よくある質問
用語集ページはCVにつながりますか?
直接はつながりにくいコンテンツです。検討段階が遠い層が読むためです。役割は検索の入口を広げることと、生成AIの回答に引用される候補になること、そして本編記事への導線です。用語集から関連記事へのリンクを必ず置き、そこから資料ダウンロードなどにつなげてください。
何語くらい載せるべきですか?
網羅を目的にしないでください。1,000語を薄く並べるより、自社の商材に直結する50語を厚く書くほうが成果につながります。選ぶ基準は「自社の商材に関係するか」「商談でよく聞かれるか」「実際に検索されているか」です。
1語あたりどのくらい書けばよいですか?
定義1文+補足2〜3行+具体例+関連用語との違いが最低限です。2行だけのページを量産すると、内容が薄いと判断され評価されません。個別ページにする場合は、その語について検索した人が知りたいことに答えられる分量が必要です。
AI検索で引用されるにはどう書けばよいですか?
冒頭で定義を1文で言い切ってください。「◯◯とは、△△である」という形が最も抽出されやすくなります。あわせて、見出しを疑問形にして直後に答えを置く、違いは表で示す、1見出し1論点にする、数値は具体的に書く、といった構造にしてください。生成AIの回答に引用されているのは製品ページではなく用語解説型の記事である、という傾向が実測で確認されています。