更新日:2026年8月16日
サイト公開直後の運用とは、公開したサイトが正しく動作し、計測されているかを確認し、初期の反応を把握することです。
公開して終わりではありません。
公開直後にしか見つけられない不具合があり、放置すると数週間分のデータや機会を失います。
公開当日に確認すること
| 項目 | 確認方法 | 優先度 |
|---|---|---|
| 計測タグが全ページに入っているか | 複数ページで確認 | 最高 |
| CV計測が動くか | 実際に送信してみる | 最高 |
| フォームが送信できるか | — | 最高 |
| 通知メールが届くか | — | 最高 |
| 自動返信が届くか | — | 最高 |
| スマートフォンで崩れていないか | 実機 | 最高 |
| 主要ページが表示されるか | — | 最高 |
| HTTPSになっているか | — | 最高 |
「実際にフォームを送信してみる」を必ず行ってください。通知が届かない状態で数週間気づかない事故が実際に起きます。
1週間以内に確認すること
| 項目 | 確認方法 |
|---|---|
| 404が発生していないか | Search Console、サーバーログ |
| リダイレクトが正しく動いているか | 旧URLにアクセス |
| インデックスされ始めたか | Search Console |
| サイトマップを送信したか | — |
| 表示速度 | 計測ツール |
| 流入が来ているか | アクセス解析 |
| エラーが出ていないか | — |
404の確認は必須です。URLを変更した場合、リダイレクトの漏れがここで見つかります。
1か月以内に確認すること
| 項目 | 見ること |
|---|---|
| インデックス数 | 登録が進んでいるか |
| 検索順位 | 公開前と比べて |
| 流入数 | 公開前と比べて |
| CV数 | — |
| 直帰率・回遊 | — |
| スマートフォンの比率 | — |
| エラーの発生 | — |
URL変更を伴った場合、順位が一時的に下がることがあります。数週間から数か月で戻ることもあるため、慌てて元に戻さないでください。
起きやすい不具合
| 不具合 | 原因 | 影響 |
|---|---|---|
| 計測タグの漏れ | 移行時の設定漏れ | データが取れない |
| CV計測が動かない | 完了ページの変更 | 成果が見えない |
| 通知メールが届かない | 送信設定、迷惑メール判定 | 機会損失 |
| 404の発生 | リダイレクト漏れ | 流入と評価の喪失 |
| スマートフォンで崩れる | 確認漏れ | 大半の訪問者に影響 |
| 表示が遅い | 画像、スクリプト | 離脱 |
| 旧サイトが残っている | — | 重複コンテンツ |
「旧サイトが残っている」ケースがあります。テスト環境が公開されたままだと、重複と判断されることがあります。
公開前に記録しておくこと
| 記録 | 用途 |
|---|---|
| セッション数 | 公開後の比較 |
| CV数 | — |
| 主要ページの検索順位 | — |
| 流入の多いページ一覧 | 消してはいけないページ |
| 全URLの一覧 | リダイレクト表の元 |
| — | これがないと何が落ちたか分からない |
公開前の数値を記録していないと、公開後に何が落ちたかを特定できません。
初動でやること
- 関係者に公開を伝える:営業、サポート
- 営業資料のURLを更新する
- 外部の掲載先に連絡する:比較サイト、パートナー
- 既存顧客に案内する:必要に応じて
- SNS・メールで告知する
- サイトマップを送信する
公開後1〜3か月の運用
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1か月 | 不具合の修正、指標の確認 |
| 2か月 | 改善の着手(フォーム、導線) |
| 3か月 | 記事の追加、順位の確認 |
| — | 公開が目的ではなく、始まり |
公開はゴールではありません。公開後の改善で成果が決まります。
まとめ
- 公開して終わりではない
- 当日に計測・CV・フォーム・通知メール・スマートフォンを確認
- 実際にフォームを送信してみる
- 1週間以内に404とリダイレクトを確認
- 公開前の数値を記録しておく
- URL変更で順位が一時的に下がっても慌てて戻さない
- 公開後の改善で成果が決まる
よくある質問
公開当日に何を確認すべきですか?
計測タグ、CV計測、フォームの送信、通知メール、スマートフォン表示です。特に「実際にフォームを送信してみる」を必ず行ってください。通知が届かない状態に数週間気づかず、その間の問い合わせをすべて失う事故が実際に起きます。
公開後に順位が下がりました。
URL変更を伴った場合、一時的に下がることがあります。まずインデックス状況、404の発生、リダイレクトの設定を確認してください。設定に問題がなければ、数週間から数か月で戻ることもあるため、慌てて元に戻さないでください。ただし情報量を減らしていた場合は、それが原因の可能性があります。
公開前に記録しておくべきことは?
セッション数、CV数、主要ページの検索順位、流入の多いページ一覧、全URLの一覧です。この5つがないと、公開後に何が落ちたかを特定できません。特にURL一覧は、リダイレクト表を作るために必須です。
公開後はいつまで注意すべきですか?
当日・1週間・1か月の3段階で確認してください。当日は動作と計測、1週間は404とインデックス、1か月は順位と流入です。そのうえで、2か月目から改善に着手してください。公開はゴールではなく、公開後の改善で成果が決まります。