スタンダードプランでは「マーケティング戦略」が 7 つのタブに増えます。 その入口となるのが戦略の策定とリスト作成です。 誰に何を伝えるかを決め、 送る相手を集めるところまでを扱います。
1. マーケティング戦略タブ
左メニュー「マーケティング戦略」を開くと、 上部に 7 つのタブが並びます。 スタータープランでは 2 つだったところが、 ここまで増えます。
| タブ | 役割 | スターター |
|---|---|---|
| マーケティング戦略 | 誰に・何を・どう伝えるかを整理する | × |
| リスト作成 | 送る相手の企業リストを作る | × |
| 自動アプローチ配信設定 | リストの各社へフォーム送信する | × |
| 一斉メール配信 | コンタクトへまとめてメールを送る | × |
| 施策設定 | KPI 設定 / バナー / LP / HTML メール / Instagram / サイト内検索 | ◯(一部) |
| フォーム | 問い合わせフォームの作成 | ◯ |
| シナリオ | 条件に応じて次の動きを自動化する | × |
この章では最初の 2 つ、 マーケティング戦略とリスト作成を扱います。
2. 戦略を策定する
「マーケティング戦略」タブでは、 AI が営業プランを組み立てます。 誰に売るか、 どう伝えるか、 どの順で手を打つかまでを一度に用意し、 そのまま実行に移せる形で出力します。
入力するもの
「マーケティング戦略を策定」から始めます。 必須は 2 つだけで、 残りは未指定なら AI が判断します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象となるサイト(必須) | どのサイトの集客に使うかを選びます |
| アプローチパターン(必須) | 攻め方の型を選びます。 AI が推奨を判定して「AI 推奨」の印を付けてくれます |
| ターゲット業界(大分類・詳細) | 未指定なら AI が自社サイトの内容から判断します |
| エリア(都道府県・複数可) | 営業できる範囲で絞ります |
| 補足 | 「代理店開拓を強化したい」「関西エリアを拡大したい」など、 意識したい方向性を自由に書けます |
| CTA(誘導先)の URL | 関心度合い(強い / 検討中 / 情報収集)ごとに誘導先を指定します。 任意です |
| リスト作成社数 | あわせて何社ぶんのリストを作るか |
※ CTA の URL は、 あとでチャットボット・バナー・メールの下書きを作るときに共通で使われます。 決まっていれば入れておくと後の手間が減ります。 未定なら空のままで構いません。
下書きの保存
策定の途中で閉じても、 入力内容は下書きとして残ります。 次に開いたときに続きから再開できます。
3. 営業プランの読み方
策定が終わると営業プランの提案が表示されます。 文章の羅列ではなく、 PDCA の流れの図として出てきます。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| Plan(戦略・リスト策定) | どの業界にアプローチするか |
| Do(実行) | 自動アプローチを送り、 その結果で枝分かれします |
| Check(アクセス解析) | 送ったあとに何が起きたかを確認する観点 |
| Act(再アプローチ) | いつ・どう切り口を変えて再度当たるか |
Do が枝分かれする
この図の要は Do の分岐です。 フォーム送信の結果と、 その後の動きで次の手が変わります。
自動アプローチ ├─ 成功 │ ├─ アクセスあり → LPバナー掲出 / チャットボット / 再訪時バナー │ └─ アクセスなし → (反応が無い相手として扱う) └─ 失敗 → (送信できなかった相手として扱う)
「送ったあとサイトに来たかどうか」で打ち手を変えるのがこの設計の考え方です。 来ている相手にはサイト上で追撃し、 来ていない相手には時期を置いて別の切り口で当たります。
各ノードの中身を見る
図の各ブロックはクリックすると詳細が開きます。 「▶ 詳細を見る」と出ているものが対象です。
| ブロック | 書かれている内容 |
|---|---|
| 自動アプローチ | フォーム営業文面の方向性 |
| LP バナー掲出 | バナー掲出の戦略・方向性 |
| チャットボット | チャットボットの戦略・方向性 |
| 再訪時バナー | 再訪時バナーの戦略・方向性 |
| アクセス解析 | Check で見るべき観点 |
| 再アプローチ | 推奨タイミングと、 切り口の変え方 |
内容はその場で編集できます。 AI の案をそのまま使う必要はありません。
ターゲットの課題と解決策
戦略には「ターゲットの課題と自社製品での解決策」も含まれます。 課題ごとに課題の詳細と自社製品での解決策が対になっており、 これが文面生成のもとになります。 実態と合わない場合はここを直してください。
4. 戦略から施策を作る
戦略は読んで終わりではありません。 「施策を設定」から、 戦略の内容をもとに施策の下書きを自動で作れます。
画面にはこのリストで作成済みの施策と新規に施策を作成が並びます。 何をどこまで作ったかが分かるようになっています。
メールの下書きを作る
メールを作る場合は、 先にメールの目的を入力します。
| 入力 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | 何をしてほしいメールか |
| ゴール | 「無料サンプル請求」など、 相手に取ってほしい行動 |
| 誘導先 URL | 本文に載せるリンク先 |
生成されると件名・本文・担当者・送信元アドレス・CC が確認画面に出ます。 そのまま送られるわけではありません。 内容を確認・編集してから確定します。
チャットボットの誘導先
チャットボットを作る場合は、 ラベルと URL の組を指定します。 「オンライン相談 → 予約ページ」のように、 選択肢ごとの行き先を決める形です。
作成されたものは下書きです。 内容を確認してから公開してください。 シナリオが含まれる場合は、 シナリオフローとして流れを確認できます。
※ 生成されるのはあくまでたたき台です。 自社の言い回しに直してから使ってください。
5. KPI で進捗を見る
戦略ごとに目標と実績を並べて確認できます。 5 つの数字で構成されています。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| アプローチ数 | 何社に送ったか |
| CV 率 | 送った先から反応が返った割合 |
| CV 数 | 反応の件数 |
| 歩留率 | 反応から商談・成約へ進んだ割合 |
| 獲得数 | 最終的に取れた件数 |
各カードには目標を入れられます。 実績と並べて表示されるので、 どこで落ちているかが分かります。 アプローチ数は足りているのに CV 率が低いなら文面かリストの条件、 CV 率は出ているのに歩留率が低いならその後の対応に原因があります。
※ 数字の横の「一覧」から、 該当する企業を確認できます。
6. リスト作成
まだ接点の無い企業を集める機能です。 サイトに来た会社を扱う「会社管理」とは別物で、 これから接触する相手を用意します。
指定できる条件
条件を指定して「検索する」を押すと、 該当する企業が一覧で出ます。 1 件ずつ探す必要はありません。
| 条件 | 考え方 |
|---|---|
| キーワード | 社名などの文字で絞ります |
| 都道府県 | 訪問できる範囲、 または実績のある地域 |
| 業界 | 自社サービスがはまる業界に絞ります |
| 会社形態 | 株式会社・有限会社などの区分 |
| 上場区分 / 資本金 / 売上高 | 決裁の速さと予算感で選びます |
| 新設法人を検索 | 設立して間もない企業に絞ります。 これから体制を作る段階なので、 導入提案が通りやすい相手です |
| 電話番号登録有り | 電話でも追える相手だけに絞ります |
| 会社 HP URL 登録有り | フォーム営業を行うなら実質必須です。 サイトが無いと送信できません |
検索結果には会社名 / 都道府県 / 住所 / 会社 HP が並びます。 チェックを付けて、 リストに入れる企業を選びます。
作成できる数の上限
画面上部に「作成済みリスト数」と「今月残りリスト作成可能数」が表示されます。 月ごとの上限があるので、 残数を見ながら使ってください。
リストは「量」より「質」
条件をゆるくすれば件数は増えますが、 関係のない企業に送っても反応は返りません。 最初は狭く作って反応を見て、 手応えのある条件を広げていくほうが結果的に早く進みます。
作ったリストはそのまま自動アプローチの配信対象にできます(2. フォーム自動アプローチ)。
※ 取得できる企業の範囲や上限数はご契約内容によります。 詳しくはお問い合わせください。