更新日:2026年8月16日
BtoBサイトの写真とは、事業内容・実績・体制を視覚的に伝えるために掲載する画像のことです。
写真の有無より、何が写っているかが重要です。
内容と関係のない写真は、装飾にはなっても判断材料にはなりません。
効果のある写真
| 写真 | 伝わること | 優先度 |
|---|---|---|
| 実際の設備・機械 | 対応できる範囲 | 高 |
| 作業の様子 | 実態 | 高 |
| 施工・製造の実物 | 品質 | 高 |
| 実際の画面(システム) | 使い勝手 | 高 |
| 社員の顔 | 誰が対応するか | 高 |
| オフィス・工場の外観 | 実在の確認 | 中 |
| セミナー・展示会の様子 | 活動の実績 | 中 |
「実際の設備・機械」は製造業で最も見られます。機種名と併せて載せると、技術者が判断できます。
避けるべき写真
| 写真 | なぜ避けるか |
|---|---|
| 無関係な素材写真(外国人ビジネスマン等) | 情報がゼロ |
| 握手・会議のイメージ写真 | どこでも見る |
| ビル群・空の写真 | — |
| 画質が極端に低い | 信頼を損なう |
| 明らかに古い写真 | — |
| 実態と違う写真 | — |
素材写真は「何も伝えない」だけでなく、他社と区別が付かなくなります。同じ写真を競合が使っていることもあります。
撮影の準備
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何を撮るか決める | 用途とセットで |
| 撮る場所の整理 | 散らかった背景は避ける |
| 明るさ | 暗いと品質が低く見える |
| 写り込みの確認 | 顧客名、個人情報、機密 |
| 許諾 | 社員、顧客、第三者 |
| 縦横の比率 | 使う場所に合わせて |
| 複数パターン | 後から選べるように |
「写り込みの確認」を必ず行ってください。背景の書類に顧客名が写っている、といった事故が起きます。
社員の写真
| 扱い | 内容 |
|---|---|
| 本人の許諾を得る | 必須 |
| 退職時の扱いを決める | 事前に |
| 掲載範囲を伝える | サイト、資料、SNS |
| 氏名の表示 | フルネームか、姓のみか |
| 撮り直しの機会 | — |
| 強制しない | — |
退職後の扱いを事前に決めてください。退職者の写真が残ったままだと、本人からの申し出につながることがあります。
顧客が写る場合
| 場面 | 必要な対応 |
|---|---|
| 導入事例の取材写真 | 本人と会社の許諾 |
| 施工現場 | 施主の許諾 |
| セミナーの参加者 | 事前に告知、可能なら個別に確認 |
| 納品物 | 機密に触れないか確認 |
| 社名が写り込む | 許諾または加工 |
許諾は書面またはメールで残してください。口頭のみだと、後から食い違うことがあります。
権利上の注意
- 素材写真の利用規約を確認する:商用可か、加工可か
- 他社サイトの写真を使わない
- 検索結果の画像を転用しない
- 撮影者との取り決めを確認する:外注した場合の利用範囲
- 被写体の許諾を残す
- 建築物・作品の扱いに注意する
外注で撮影した写真の利用範囲は、契約時に確認してください。「サイトのみ可、資料は別途」といった条件がある場合があります。
技術的な注意
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ファイルサイズ | 表示速度に直結。数百KB以下に |
| 形式 | 写真はJPEGまたはWebP |
| サイズ指定 | width と height を指定(表示のずれ防止) |
| 代替テキスト | 何の写真かを書く |
| 遅延読み込み | ファーストビュー外のみ |
| スマートフォンでの見え方 | 実機で確認 |
実寸より大きい画像をそのまま置かないでください。表示速度が落ちる最大の原因です。
写真がない場合
| 代替 | 使いどころ |
|---|---|
| 図解・イラスト | 手順、仕組みの説明 |
| グラフ・表 | 数値の提示 |
| 実際の画面 | システム |
| 文字だけで構成 | 無理に写真を入れない |
無関係な素材写真を入れるくらいなら、何も入れないほうがよい場合があります。
まとめ
- 写真の有無より、何が写っているか
- 効果があるのは実際の設備・作業・実物・画面・人
- 無関係な素材写真は情報がゼロ
- 撮影時は写り込みを必ず確認
- 社員写真は退職後の扱いを事前に決める
- 外注撮影は利用範囲を契約時に確認
- 実寸より大きい画像をそのまま置かない
よくある質問
どんな写真を載せるべきですか?
実際の設備、作業の様子、施工・製造の実物、システムの画面、社員の顔です。これらは判断材料になります。逆に、握手やビル群といった素材写真は情報がゼロで、他社と区別も付きません。同じ写真を競合が使っていることもあります。
社員の写真を載せるときの注意は?
本人の許諾を得て、退職後の扱いを事前に決めてください。掲載範囲(サイト・資料・SNS)も伝えてください。退職者の写真が残ったままだと、本人からの申し出につながることがあります。あわせて、掲載を強制しないでください。
素材写真を使ってもよいですか?
利用規約を確認したうえで、補助的に使う分には問題ありません。ただし、握手や会議のイメージ写真は情報を伝えないため、載せる意味が薄くなります。無関係な素材写真を入れるくらいなら、図解やグラフ、あるいは何も入れないほうがよい場合があります。
撮影で気をつけることはありますか?
写り込みの確認が最も重要です。背景の書類に顧客名が写っている、モニターに機密情報が表示されている、といった事故が起きます。撮影後に必ず拡大して確認してください。あわせて、外注で撮影した場合は写真の利用範囲(サイトのみか、資料や広告にも使えるか)を契約時に確認してください。