サイトを作り替えずに、 追加のコンテンツを出せる機能です。 「資料請求のバナーを出す」「チャット形式で用件を聞く」といった施策を、 grip 側の設定だけで実現できます。
1. 施策設定のタブ
左メニュー「マーケティング戦略」>「施策設定」タブを開きます。 スタータープランでは次の 4 つが表示されます。
| タブ | 内容 | フリーとの差 |
|---|---|---|
| KPI 設定 | 施策ごとの月次目標を決めて達成状況を確認します(6 章) | 新しく表示 |
| バナー | ポップアップバナー・チャットボットを作ります | 新しく表示 |
| Instagramウィジェット | Instagram の投稿を埋め込みます | 個数制限が無くなる |
| サイト内検索 | 検索窓を設置します | 300 ページまで |
※ Instagramウィジェットとサイト内検索の操作方法はフリープランと同じです。 フリープランマニュアルの施策設定をご覧ください。
※ ランディングページと HTML メールのタブはスタンダードプラン以上で表示されます。
2. バナーを作る
「バナー」タブを開くとバナー一覧が表示されます。 右上の「バナーを追加」から作成します。 テンプレートを選んで中身を差し替えるのが基本の流れです。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. テンプレートを選ぶ | 用途に近いひな形を選びます。 白紙から作ることもできます |
| 2. 中身を編集する | 画像・文言・ボタンの色やリンク先を、 プレビューを見ながら差し替えます |
| 3. 表示条件を決める | 誰に・どのタイミングで出すかを設定します(4 章) |
| 4. 公開する | 公開すると、 計測タグを入れているサイトに自動で表示されます |
編集画面でできること
バナーの中身は、 画面上で要素を動かしながら作れます。 HTML や CSS の知識は不要です。
| できること | 内容 |
|---|---|
| 画像の差し替え | アップロードするか、 画像ライブラリから選びます |
| 文字の編集 | 書体・サイズ・太さ・色・行間・余白を指定できます |
| ボタン | 文言・色・角の丸み・リンク先を設定します |
| 背景と装飾 | 背景色・グラデーション・影・角丸・オーバーレイ |
| サイズと位置 | 画面のどこに出すか(中央・下部など)と大きさ |
| 閉じるボタン | 表示するかどうか、 見た目を設定します |
| PC / スマホの切り替え | それぞれの見え方を確認しながら調整できます |
カウントダウンとフォーム
バナーの中にカウントダウンを置けます。 「締切まであと ◯ 日」と出すことで、 検討を後押しできます。 終了日時を指定するだけです。
また、 バナーの中に入力フォームを組み込むこともできます。 名前・メールアドレス・電話番号・会社名・会社 URL などの項目を選んで並べられ、 ページを移動させずにその場で問い合わせを受け取れます。 個人情報の同意文の表示にも対応しています。
※ バナー用のタグを別途貼る必要はありません。 すでに設置してある計測タグがそのまま表示にも使われます。
※ スタータープランで公開できるポップアップバナーは 1 つまでです。 別のものを出したい場合は、 いま公開しているバナーを下書きに戻してください。
3. チャットボットを作る
チャットボットは独立したタブではなく、 バナーのテンプレート種別として用意されています。 バナーの新規作成でチャットボット型のテンプレートを選んでください。
会話形式で選択肢を出し、 訪問者の用件を絞り込んでから問い合わせに繋げます。 いきなりフォームを出すより心理的な負担が小さいため、 フォームの手前の一段として使うと効果的です。
会話の組み立て方
質問と選択肢を並べていくだけで会話が作れます。 選んだ答えによって次の質問を変えられるので、 用件ごとに案内を分けられます。
「どのようなご用件ですか?」 ├─ 料金について → 料金ページを案内 → 見積依頼フォーム ├─ 導入事例を見たい → 事例ページを案内 └─ その他 → 問い合わせフォーム
最後に入力フォームを置いて、 名前やメールアドレスを受け取ります。 ここで送信された内容はコンタクトとして記録されます。
効果の見方
チャットボットは、 バナーとは見る数字が異なります。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| 起動数 | チャットが開かれた回数 |
| 回答数 / 回答率 | 質問に答えてくれた数と割合。 途中で離脱していないかが分かります |
| CV 数 / CV 率 | 個人情報を送信してくれた数と割合 |
起動はされているのに回答率が低いなら、 最初の質問が分かりにくいか、 選択肢が的外れです。 回答率は高いのに CV に至らないなら、 最後のフォームで入力項目が多すぎる可能性があります。
※ スタータープランで公開できるチャットボットは 1 つまでです。
4. 表示条件(ターゲティング)
「誰に・どこで・いつ出すか」を絞り込めます。 全員に同じものを出さないのがバナーを効かせるコツです。
誰に出すか
| 条件 | 使いどころ |
|---|---|
| 対象者(業界) | 組織アクセスで判定できた企業の業界で出し分けます。 業界別に訴求を変えるときに使います |
| 対象者(都道府県) | 営業エリアを絞っている場合に有効です |
| 組織(会社)からのアクセス | 企業として判定できた訪問だけに出します。 個人の閲覧を除外できます |
いつ出すか(トリガー)
訪問者の行動をきっかけに表示できます。 ページを開いた瞬間に出すより、 読み進めた人に出すほうが嫌がられません。
| きっかけ | 設定内容 |
|---|---|
| スクロール | ページの ◯ %まで読んだら表示します |
| 滞在時間 | そのページに ◯ 秒とどまったら表示します |
| 訪問回数 | 「◯ 日以内に ◯ 回目の訪問」で出します。 検討が進んだ人に絞れます |
| 久しぶりの訪問 | 「◯ 日ぶり以上の訪問」で出します。 復帰した人への再訴求に使います |
| 表示するページ | URL で指定します。 前方一致も選べるので、 特定の階層まとめて指定できます |
条件は組み合わせられます。 「料金ページを 50% までスクロールした、 3 回目以降の訪問者」といった絞り込みができます。
表示期間
開始日と終了日を決められます。 キャンペーンや期間限定の告知は、 終了日を入れておけば消し忘れを防げます。
5. 効果を確認する
バナー一覧の各カードに、 その施策の数字がそのまま出ています。
| 指標 | 見方 |
|---|---|
| 表示回数 | 何回出たか |
| クリック数 | 何回押されたか |
| クリック率 | 押された割合。 ここが判断の中心です |
推移のグラフも表示されるので、 いつから数字が落ちたかが分かります。
表示されているのに押されないなら、 文言・デザイン・出す場所を見直します。 押されているのに問い合わせに至らないなら、 リンク先のページに問題があります。
※ 誤って消してしまわないよう、 カードにはロックを掛けられます。 ロック中は削除できません。
6. KPI 設定
施策ごとの月次の目標を決めて、 達成状況を確認する画面です。 「バナーを出した」で終わらせず、 目標に対して足りているかで判断するための機能です。
KPI という単位
目標は施策そのものではなく「KPI」という枠に対して設定します。 作った KPI に、 実際のバナーやチャットボットを紐付ける形です。
この作りにしているのは、 月の途中で施策を差し替えても数字が途切れないようにするためです。 「採用募集バナー」という KPI に、 A 案・B 案を順に紐付ければ、 その月の累計として通して見られます。
作り方
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. 「+ KPI を設定」を押す | 画面右上にあります |
| 2. KPI 名を決める | 「採用 募集中バナー」「FAQ bot」など、 目的が分かる名前にします |
| 3. 種別を選ぶ | バナー / チャットbot から選びます(HTML メールと LP はスタンダードプランの機能です)。 作成後は変更できません |
| 4. 月次目標を入れる | 種別によって入力欄が変わります(下記) |
| 5. 施策を紐付ける | 作成済みのバナーやチャットボットを選びます。 複数まとめて紐付けられます |
設定できる目標
| 種別 | 目標項目 |
|---|---|
| バナー | クリック率(%) |
| チャットbot | 質問に答えた率(%) / 個人情報送信 件数 / 個人情報送信 率(%) |
件数ではなく率を中心にしているのは、 サイトの訪問数が月によって変わるためです。 訪問が少ない月でも、 率で見れば施策そのものの良し悪しを判断できます。
達成状況の見方
KPI ごとに、 紐付けた施策の数字が並びます。 表示される項目は種別によって変わります。
| 種別 | 並ぶ数字 |
|---|---|
| バナー | 表示数 / クリック数 / クリック率 |
| チャットbot | 起動数 / 回答数 / 回答率 / CV 数 / CV 率 |
目標に対して達成していれば緑、 未達なら赤で表示されます。 ひと目で手をつけるべき施策が分かります。
画面上部の「集計期間」で月を切り替えられます。 先月と比べて判断してください。
※ 数字はクリックすると該当するコンタクトの一覧が開きます。 「誰が反応したか」まで辿れます。
※ KPI は並べ替えできます。 重視しているものを上に置いてください。