マーケティングでの grip space の活用方法フォームの項目を減らした、ボタンの文言を変えた。その後 CV が増えても、変更のおかげなのか季節要因なのかは分かりません。前後比較では、他の条件が変わってしまうためです。
grip space のフォーム作成には A/B テストが入っています。2 案を同時に出して、表示数・CV 数・CV 率に加えて有意差の判定まで画面上で確認できます。
目次
「変えたら良くなった気がする」で終わっている
フォーム改善が続かない理由の多くは、効果が確かめられないことにあります。確かめられないと、次に何を変えるべきかも決まりません。
- 変更の前後で、流入元の構成が変わっている
- 展示会や広告の出稿と時期が重なっている
- そもそも母数が小さく、数件の差が比率を大きく動かす
- 複数の箇所を同時に変えていて、何が効いたか分からない
A/B テストは、同じ期間に、同じ流入を分けて比べる方法です。他の条件が揃うので、差を変更のせいだと言えるようになります。
2案を同時に出す
テストは、いま公開しているフォームを起点に始められます。作り直しは不要です。
- A と B を用意する開始すると、いまのフォームが A、そのコピーが B として作られます。B だけを編集して違いを作ります。
- 3案目以降も足せるバリアントは追加できます。ただし数を増やすほど 1 案あたりの母数が減るので、まずは 2 案から始めるのが確実です。
- そのまま公開する訪問者はどちらかを見ます。埋め込み先のページを差し替える必要はありません。
- 入力項目の数 ── 電話番号を必須から外す、役職を削る
- ボタンの文言 ── 「送信する」と「資料をダウンロードする」
- 項目の順番 ── 自由記述を後半に移す
- ステップ分割 ── 1 画面で全部聞くか、2 段階に分けるか
一度に変えるのは 1 箇所にしてください。複数変えると、勝っても理由が分かりません。
見る数字を決めておく
結果の画面では、バリアントごとに次の数字が並びます。
- 表示数 ── フォームが表示された回数。母数が足りているかの判断に使います
- CV 数 / CV 率 ── 送信された数と、その割合
- 平均入力時間 ── 迷いの量が出ます。CV 率が同じでも、短いほうが負担は小さい
- p 値 ── A を基準にした有意差の目安。有意と判定されたものには印が付きます
p 値が出るのは、「差はあるが、偶然の範囲かもしれない」状態を見分けるためです。数件の差で勝敗を決めてしまう事故を防げます。
BtoBで判断を誤らないための注意
BtoB のフォームは、BtoC に比べて件数が桁違いに少なくなります。この前提を外すと、A/B テストは簡単に誤った結論を出します。
- 途中で勝敗を決めない開始直後は数字が大きく振れます。有意と判定されるまでは、途中経過で判断しないでください。
- 期間は週単位で区切るBtoB は平日と週末で流入がまったく違います。半端な期間で切ると、曜日の偏りが結果に混ざります。
- 数だけでなく中身も見る項目を減らすと CV は増えますが、営業が使える情報も減ります。増えた分が商談につながっているかは、別途確認が必要です。
そもそも母数が足りない場合は、テストの前に到達数を増やすほうが先です。サイトを直さずに告知を出したいやWEBからのお問合わせを増やしたいをご覧ください。
勝った案を採用して、次を回す
結果が出たら、画面から勝者を採用してテストを終了できます。手作業で本番のフォームを差し替える必要はありません。
1 回で大きく伸びることは稀です。項目の数、文言、順番と、変える箇所を 1 つずつずらしながら回数を重ねるのが結局いちばん効きます。
なお、フォームまで到達していない人の問題は A/B テストでは解けません。ページのどこで止まっているかはアクセス解析のヒートマップで確認します。手順はサイトのどこで離脱しているか知りたいで解説しています。
grip space は、フォームの作成から公開後の改善、送信後の自動フォローまでをひとつの画面で扱えるプラットフォームです。料金はフリープラン・スターター・スタンダードの 3 つをご用意しています。本ページで触れた機能は、下記のページで詳しくご紹介しています。
このやり方を、grip space のどの機能で実現するか

フォーム作成
バリアントの作成から勝者の採用まで、A/B テストはこの機能の中にあります
ノーコードで作って、データで育てるフォーム。
ドラッグ&ドロップで最短5分、CV率を継続的に伸ばせます。
- 3ペインビルダーでマーケター単独で公開
- EFO・入力離脱の可視化で改善
- A/Bテストで勝ちパターンを発見

アクセス解析
フォームに到達する前の詰まりは、ヒートマップ側で確認します
BtoBサイト分析に必要な4機能を、ひとつのレポートで完結。
サイトの現状を数字で理解できます。
- KPI管理で目標と実績を毎日自動集計
- 組織名判別で「どの会社が来たか」を可視化
- AI分析とヒートマップで行動を深掘り


