
「配信数は1,000件なのに、開封が極端に少ない」。開封されていないのではなく、届いていない可能性があります。
受信側は、送信元が本物かどうかを確認してから受信箱に入れます。その確認に使われるのが SPF・DKIM・DMARC です。
目次
見込み客を育てる仕組みは、マーケティングオートメーションのページでご紹介しています。 MA(シナリオ配信)の機能を見る
3つの役割
| 仕組み | 確認していること |
|---|---|
| SPF | そのサーバーから送ってよいドメインか |
| DKIM | 送信中に改ざんされていないか(署名の検証) |
| DMARC | SPF・DKIM が失敗したとき、どう扱うかの方針 |
3つは代わりになりません。それぞれ別のことを確認しているので、すべて設定します。
設定の順番
- 1. SPF を設定する(配信サービスの指定するレコードを DNS に追加)
- 2. DKIM を設定する(配信サービスが発行する公開鍵を DNS に追加)
- 3. しばらく運用し、正しく認証されているか確認する
- 4. DMARC を p=none で設定し、レポートを受け取る
- 5. 問題が無ければ p=quarantine、p=reject へ段階的に上げる
いきなり p=reject にしてはいけません。設定漏れがあると、正規のメールまで拒否されます。
配信サービスを使う場合
自社サーバーから直接送るより、配信サービスを経由するほうが到達率は安定します。IP の評価を、サービス側が維持してくれるためです。
その場合も、SPF・DKIM は自社ドメインで設定します。設定しないと「なりすまし」と判定されやすくなります。
認証以外の要因
- 存在しない宛先へ送り続けている(リストの掃除が必要)
- 短期間に大量に送りはじめた(少しずつ増やす)
- 配信停止の導線が無い
- 本文がリンクと画像だけで、テキストが極端に少ない
認証を設定しても、送り方が悪ければ届きません。
まとめ
- 届かない原因の多くは、ドメイン認証の未設定
- SPF・DKIM・DMARC は役割が違うので、すべて設定する
- DMARC は p=none から段階的に上げる
- 存在しない宛先を放置しない
この記事で触れたツールの比較データメール配信ツールの比較表


