
ツール選定は、機能比較表を作るところから始めると失敗します。要件が決まっていないと、比較の軸も決まらないからです。
順番を整理します。
目次
grip space の料金は、フリープランを含む3プランでご用意しています。 料金プランを見る
1. 何を解決するかを決める
「MAツールを入れたい」ではなく、「何が困っていて、どうなればよいか」を先に書きます。
- 困っていること(例:問い合わせ後のフォローが属人化している)
- どうなればよいか(例:フォローの抜けを無くす)
- 測り方(例:初回接触までの時間)
ここが曖昧なまま進めると、導入後に「使われない」状態になります。
2. 要件を「必須」と「あれば良い」に分ける
| 区分 | 扱い |
|---|---|
| 必須 | 満たさない製品は候補から外す |
| あれば良い | 加点。無くても選べる |
| 不要 | 比較しない(あっても評価しない) |
必須を10個以上並べると、候補がゼロになります。本当に必須なものは、たいてい3〜5個です。
3. 候補を3社に絞る
製品数が多い分野では、比較サイトやデータベースで必須要件を満たす製品をまず抽出します。そこから3社程度に絞ってから、詳しい話を聞きます。
価格が非公開の製品が多い分野では、機能で絞ってから見積もりを取る順序が現実的です。
4. 試す
- 無料プランやトライアルで、実際のデータを入れて試す
- 実際に使う人が触る(決裁者だけで判断しない)
- 「最初の1回」がどれだけ手間か
- サポートの反応速度を、試用期間中に確認する
5. 社内の合意を取る
決裁者が見るのは、金額・リスク・タイミングです。機能の詳細ではありません。
使う人の同意も要ります。使う人が納得していないツールは、導入しても定着しません。
まとめ
- 機能比較の前に、解決したいことを言語化する
- 必須要件は3〜5個に絞る
- 機能で絞ってから、3社程度に見積もりを依頼する
- 実際に使う人が試す
- 決裁者と利用者、両方の合意を取る

