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マーケティングコラム チャットボットの作り方|シナリオ型とAI型、無料で始める手順

マーケティングオートメーションツール grip space マーケティングコラム チャットボットの作り方

チャットボットの作り方

チャットボットとは、サイトの画面の端から訪問者に話しかけ、質問に答えたり問い合わせへ案内したりする仕組みです。

いまはプログラムを書かなくても、ツールの管理画面で作れます。難しいのは作業そのものより、「何のために置くか」と「会話をどこに着地させるか」を先に決めることです。ここが曖昧なまま作ると、置いたのに誰も使わない状態になります。

この記事では、チャットボットの作り方を、シナリオ型とAI型に分けて手順で説明します。後半では、無料プランで始めるときに確認しておきたい点もまとめます。

目次
  • チャットボットを作る3つの方法
  • シナリオ型とAI型、どちらで作るか
  • 作る前に決める3つのこと
  • シナリオ型チャットボットの作り方(5ステップ)
  • AI型チャットボットの作り方
  • サイトに設置して公開する
  • 無料で始めるときに確認すること
  • Web接客 by grip space で作る場合
  • 公開したあとに見直すこと
  • よくある質問
  • まとめ

サイトのURLからAIがシナリオを作るチャットボットは、Web接客 by grip space のページでご紹介しています。 Web接客 by grip space を見る

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チャットボットを作る3つの方法

チャットボットの作り方は、大きく3つあります。

方法向いている場面費用の目安手間
ツールの管理画面で作る自社サイトに置きたい。まず試したい無料プランから小さい
自分でプログラムを書く社内システムと深くつなぎたい開発する人の工数大きい
開発会社に依頼する大規模なサポート窓口。業務システム連携個別見積もり打ち合わせが必要

自社サイトに置いて、よくある質問への回答や問い合わせへの案内に使うなら、ツールで作る方法で足ります。この記事もツールで作る前提で進めます。

シナリオ型とAI型、どちらで作るか

チャットボットには、作り方の違う2つの方式があります。

シナリオ型AI型
動き方あらかじめ作った選択肢と分岐で会話を進める訪問者が入力した質問を読んで答える
作るときに用意するもの質問と答えの流れ(シナリオ)答えのもとになる資料
得意なこと用件の振り分け、問い合わせ・資料請求への誘導幅広い質問への回答
苦手なこと想定していない質問資料にないことへの回答

迷ったら、シナリオ型から始めてください。サイトで聞かれることは、料金・導入までの期間・対応範囲など、ある程度決まっていることが多いからです。シナリオ型で会話の記録を集め、選択肢では拾いきれない質問が多いと分かったら、AI型を足すという順番が無理のない進め方です。

方式の違いと、BtoBサイトでの使い分けは「チャットボットの活用|BtoBサイトで成果につなげる設計」で詳しく解説しています。

作る前に決める3つのこと

ツールを開く前に、次の3つを紙に書き出してください。ここが決まれば、作業は早く進みます。

1. 目的を1つに決める

「問い合わせを増やしたい」「資料請求を増やしたい」「同じ質問への電話対応を減らしたい」など、目的を1つに絞ります。目的が2つ以上あると、会話の終わり方が決まらず、どの選択肢もどっちつかずになります。

2. 置くページを決める

全ページに同じチャットボットを置く必要はありません。質問が生まれやすいのは、料金ページやサービス紹介ページです。反対に、問い合わせフォームのページには置かないでください。入力中にチャットが開くと、入力の邪魔になります。

3. 出口を決める

会話の最後に、訪問者に何をしてもらうかを決めます。問い合わせフォーム、資料のダウンロード、料金ページへのリンクなどです。どの分岐の先にも出口がある状態にしておくと、途中で行き止まりになりません。

シナリオ型チャットボットの作り方(5ステップ)

ステップ1 よく聞かれる質問を集める

営業担当や電話の窓口で、実際によく聞かれる質問を5〜10個集めます。自分たちが「伝えたいこと」ではなく、相手が「聞いてくること」から作るのがポイントです。過去の問い合わせメールを読み返すのも有効です。

ステップ2 質問を選択肢の形にする

集めた質問を、最初の選択肢にまとめます。たとえば次のような形です。

  • 料金を知りたい
  • 導入までの流れを知りたい
  • 自社の業種でも使えるか知りたい
  • 担当者に相談したい

自由入力より、選ばせるほうが押してもらえます。最初の選択肢は4〜5個までを目安にしてください。

ステップ3 答えを短く書く

それぞれの選択肢に対する答えを、3行程度で書きます。詳しい説明はチャットの中に書き込まず、該当ページへのリンクで案内します。チャットの小さな画面で長文を読む人はほとんどいません。

ステップ4 出口までの流れをつなぐ

答えのあとに、「資料を受け取る」「相談する」などのボタンを置き、決めておいた出口へつなぎます。チャットの中で名前やメールアドレスを聞いて、そのまま問い合わせを受け付ける作り方もあります。分岐は3階層までを目安に収めてください。それより深いと、たどり着く前に閉じられやすくなります。

ステップ5 答えられない場合の受け皿を作る

どの選択肢にも当てはまらない人のために、「その他の質問」から問い合わせフォームや担当者への連絡に進める道を必ず用意します。ここが無いと、困った人ほど離脱します。

「最初の選択肢は4〜5個まで」「分岐は3階層まで」は、作りやすさと使いやすさのバランスから考えた目安です。当社が計測した数値ではありません。

AI型チャットボットの作り方

AI型は、訪問者が自由に入力した質問に答えます。ツールによって仕組みは異なりますが、自社の資料を読み込ませて、その範囲で答える方式が増えています。作り方は次の順番です。

  1. 答えのもとになる資料を集める:製品資料、料金表、よくある質問集など。古い料金や終了したサービスが載った資料は外します。
  2. 資料を読み込ませる:ツールに資料をアップロードします。
  3. 答えられないときの動きを決める:資料にないことを聞かれたら、推測で答えずに問い合わせへ案内するよう設定できるかを確認します。
  4. 質問を投げてテストする:実際に聞かれそうな質問を20個ほど用意し、答えが資料どおりかを確かめます。間違った答えが出たら、資料の書き方を直します。

AI型の答えの質は、読み込ませる資料の質で決まります。資料に書いていないことは答えられません。料金の条件や対応範囲など、誤って伝わると困ることは、資料の中にはっきり書いておいてください。

よくある質問のページと役割を分ける考え方は「FAQとチャットボットの使い分け」で紹介しています。

シナリオも、Q&Aも、AIで下書きできます

サイトのURLを入れるとAIがシナリオを作り、PDFの資料をもとに質問に答えるAI Q&Aも使えます。フリープランなら、バナーとチャットボットを各1つ無料で使えます(有料プランは月1,980円・税込から)。

Web接客 by grip space を見る

サイトに設置して公開する

タグを貼る

多くのツールでは、発行されたタグ(数行のコード)をサイトの head タグなどに貼ると、チャットボットが表示されるようになります。WordPress などのCMSでも、テーマの設定やタグ管理のプラグインから貼れます。

公開前に確認すること

公開する前に、次の点を自分で試してください。

  • すべての選択肢を押して、行き止まりがないか
  • リンク先のページが開くか
  • 問い合わせを送ったとき、担当者に通知が届くか
  • スマートフォンで、チャットの画面が本文や閉じるボタンを隠していないか
  • 置きたくないページ(問い合わせフォームなど)に出ていないか

スマートフォンでの確認は、実機で行ってください。パソコンのブラウザでの表示だけでは、指で押しにくい位置や、画面からはみ出る部分に気づけません。

出すタイミングを決める

ページを開いた瞬間に話しかけると、まだ内容を読んでいない訪問者には邪魔になります。一定の秒数がたってから挨拶の吹き出しを出す、ページを半分ほど読んだら出す、といった条件を付けられるツールを選ぶと、使ってもらいやすくなります。

無料で始めるときに確認すること

チャットボットのツールには、無料プランや無料のお試し期間を用意しているものがあります。無料で始めるときは、次の点を先に確認しておくと、あとで困りません。

確認すること理由
無料プランか、期限つきのお試しかお試しは期間が終わると有料に切り替わることがある
表示回数や会話数の上限上限を超えたとき止まるのか、続けて表示されるのか
作れるチャットボットの数ページごとに分けたい場合に足りるか
AIの回答回数の上限AI型は回答ごとに数えるツールが多い
ツール名の表記無料プランではチャットの中にツール名が入ることがある
クレジットカードの登録登録が必要かどうか
問い合わせの通知担当者へのメール通知が無料プランでも使えるか

まずは1つのページに1つのチャットボットを置き、どのくらい使われるかを見てから広げるのが安全です。チャットボットツールの比較は「チャットボットツールおすすめ10選|料金・機能で徹底比較」をご覧ください。

Web接客 by grip space で作る場合

当社の Web接客 by grip space では、この記事で紹介した2つの方式を、どちらもノーコードで作れます。

シナリオ型:チャット風フォーム(シナリオエディタ)

  • メッセージ・選択肢・自由入力・フォーム・ボタンを並べてつなぎ、会話の流れをフロー図で組み立てます。
  • サイトの URL とチャットボットの目的を入れると、AI がページの内容を読み取り、質問と分岐のたたき台を作ります。口調(フォーマル・カジュアル・フレンドリー)や、必ず聞きたい項目も指定できます。ゼロから考えるより、出てきた案を直すほうが早く公開できます。
  • 最後はフォームで、名前・メール・電話・会社名などを聞けます。送信後の自動返信メールと、担当者への通知メールも設定できます。
  • テーマ色・アバター(ロゴ)・表示位置・登場アニメーションを変えられ、挨拶の吹き出しの自動表示や未読バッジも使えます。

AI型:AIチャットボット

  • 製品資料・料金表・よくある質問などの PDF をアップロードすると、AI がその内容をもとに質問に答えます。PDF は複数登録できます。
  • 資料に書かれていないことや、はっきり答えられない質問には「詳しくはお問い合わせください」と返し、推測では答えません。
  • 1回の会話で答える回数を決めておくと、その回数に達したところでお問い合わせページへ案内します。
  • シナリオの途中に AI の回答を入れて、選択肢で用件を絞ったあと、細かい質問だけ AI に任せる作り方もできます。

出す相手とタイミング

表示するページ・スクロール率・滞在時間・訪問頻度・端末で出し分けられます。表示・クリック・CV はチャットボットごとに記録されます。設置は、サイトの head タグに1行のタグを貼るだけで、CMS を問いません。

料金

フリープランは0円で、チャットボットとポップアップバナーを各1つ、表示は月1,000回まで、AI の回答は月30回まで使えます。フリープランでは「Web接客 by grip space」の表記が入ります。クレジットカードの登録は不要です。

プラン月額(税込)表示回数チャットボットAIの回答
フリー0円月1,000回1つ月30回
ライト1,980円月10,000回3つ月300回
スタンダード4,980円月50,000回無制限月1,000回
プロ14,800円月300,000回無制限月5,000回

表示回数が上限を超えても、表示は止まらず、メールでお知らせします。AI の回答数が上限に達すると、その月は AI が答えずに問い合わせへ案内します。料金や機能の詳細は Web接客 by grip space のページでご確認ください。

公開したあとに見直すこと

チャットボットは、公開してからが本番です。最初の1か月は、次の点を見てください。

  • 1どの選択肢がよく押されているか ── 訪問者が何を知りたいかが分かります。記事や資料を作るときの材料にもなります。
  • 2どこで会話が止まっているか ── 止まっている分岐は、答えが分かりにくいか、選択肢が的外れです。
  • 3答えられなかった質問 ── 新しい選択肢として足すか、AI型の資料に書き足します。
  • 4出口まで進んだ数 ── 問い合わせや資料請求に何件つながったかを見ます。

見る指標の詳しい考え方は、「チャットボットの活用」の「成果の測り方」で紹介しています。

よくある質問

チャットボットは無料で作れますか?

作れます。無料プランのあるツールを使えば、費用をかけずに自社サイトに置けます。ただし、表示回数や会話数、AI の回答回数に上限があることが多く、チャットの中にツール名が表示される場合もあります。Web接客 by grip space のフリープランでは、チャットボット1つを月1,000回まで表示でき、AI の回答は月30回まで使えます。クレジットカードの登録は不要です。

プログラミングの知識がなくても作れますか?

作れます。いまのチャットボットツールの多くは、管理画面で選択肢や答えを入力するだけで会話を組み立てられます。サイトへの設置も、発行されたタグを貼るだけのものが一般的です。

シナリオ型とAI型はどちらから作ればよいですか?

まずはシナリオ型から始めるのがおすすめです。サイトで聞かれる質問はある程度決まっていることが多く、選択肢で十分に対応できます。会話の記録を見て、選択肢では拾えない質問が多いと分かったら、AI型を加えてください。

作ったのに使われません。どこを直せばよいですか?

多い原因は、出すタイミングが早すぎることと、最初の選択肢が訪問者の知りたいことと合っていないことです。ページを開いた直後ではなく、しばらく読んだあとに出すよう変えてみてください。選択肢は、営業や電話窓口で実際に聞かれている質問から作り直すと押されやすくなります。

まとめ

この記事のポイント
  • 自社サイトに置くなら、ツールの管理画面で作る方法で足りる
  • 迷ったらシナリオ型から始め、拾いきれない質問が増えたらAI型を足す
  • 作る前に、目的・置くページ・出口の3つを決める
  • シナリオは、実際によく聞かれる質問から作る。分岐は3階層までが目安
  • AI型は資料の質で答えが決まる。答えられないときは問い合わせへ案内する
  • 公開前にすべての分岐とスマートフォンの表示を試す
  • 無料で始めるときは、上限・表記・カード登録の有無を先に確認する

Web接客 by grip space は、シナリオ型とAI型のチャットボット、ポップアップバナーをひとつにまとめた Web接客ツールです。フリープランは0円で、チャットボット1つを月1,000回まで表示できます。機能と料金はWeb接客 by grip spaceのページでご確認ください。

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チャットボット1つを無料で使えて、クレジットカードの登録は不要です。

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